思い出に残るハンガリーの街と観光スポット~その④バラトン湖周辺~バラトンフレド・ティハニー・シオフォーク
ハンガリー人の夏季バカンスの定番、バラトン湖。
コバルトブルーのきれいな湖で、高級別荘地あり、ヨットハーバーあり、湖畔の雰囲気の良いカフェやレストランもあり、夏には水泳大会をしていたり。
琵琶湖のハンガリー版のイメージです。
歴史的には、ヨーロッパ・ピクニック計画の直前、バラトン湖周辺に滞在し、亡命の機会を待っていた東ドイツ人もいたとか。
その辺の記述が、ウィキペディアに記載されているので、リンクを貼るとともに引用しておきます。
社会主義時代のハンガリーでは、バラトン湖はユーゴスラビア領のアドリア海沿岸部と同じく、東欧の社会主義国の中では例外的に多くの西ヨーロッパの観光客を受け入れていた[7]。1989年8月の汎ヨーロッパ・ピクニックの直前、ハンガリー・オーストリアの国境に敷かれていた鉄条網の撤去を知った東ドイツ(ドイツ民主共和国)の人間は休暇を装ってバラトン湖に滞在し、亡命の機会を待った[8]。
ちなみに、ヨーロッパ・ピクニック計画といえば、舞台になったショプロンも訪れたので、いつかまとめてみたいと思います。
今はノイジードラー湖の景観と合わせて、世界遺産になっている場所です。
ところで、ヨーロッパ・ピクニック計画って、一般的に現代史で勉強するのでしょうか。あるいは、今や世界史・・・?
私の場合は、たまたま高校の時の選択科目に現代政治の時間があって、そこで語られてた時に衝撃を受けたのですが、こちらもウィキペディアに非常に詳細な記述があるので、リンクを貼っておきます。
‥‥だいぶ長くなってしまいましたが、バラトン湖周辺の街の紹介。
①バラトンフレド Balatonfüred
②ティハニー Tihany
③シオフォーク Siofork
①バラトンフレド Balatonfüred
バラトン湖の玄関口ともいえる街です。
ブダペストから電車でのアクセスが便利。
近年どんどん駅がきれいになっているようです。
2006年7月の駅の様子はこんな感じでした…
駅周辺は、住宅街で、大型スーパーなどあったりするのですが、観光客が目指すは坂を下って、湖畔のほうに歩いていきます。
湖畔での夕涼みの風景。
遊覧船。
クラブ音楽が、いい感じに鳴り響いていて、夏休みな感じです。
結構歴史ある建物も多く。
当時、この辺りリゾートホテルをどんどん建設・補修していたので、景観がだいぶリゾート化しているかもしれません。
こういう観光宿もあれば、ペンションもたくさんあります。
当時私が滞在していたのは、こんな感じの心地よいお部屋でした。
ペンションの奥さんが、英語もドイツ語もできて、あんたなんでこんなとこ一人で旅してるの?って話から、日本の話までいろいろ楽しかった記憶があります。
まだ営業しているのかは、簡単には探せませんでした・・・
夜ごはんは、こんなパラチンタと白ワインを食べていたようです・・・
お店の名前は忘れてしまいましたが、20代アジア女性で観光地のレストランに一人入ってきて、白ワインとか頼んでも、普通に接してくれたウェイターさんを覚えています。
個人主義のハンガリー人、多様性を普通に受け入れてくれる感じが好きです。
あと、アジアルーツの方もいるので(蒙古斑があるという意味です)、人種としてもなじみやすい。
さて、朝のバラトン湖はとても爽やかです。
ここから遊覧船でTihanyに行けます。
以下船からの写真。
水面がキラキラしていてとてもきれいでした。
②ティハニー Tihany
Tihanyは以前、下記で書き尽くした感があるので、こちらに譲ります。
rosafelicitatis.hatenablog.com
繰り返しで若干くどいですが(笑)、サングラスの船員さんが美男で、キラキラ光るバラトン湖を背景にまぶしすぎた、思い出の場所です。
③シオフォーク
バラトンフレドの対岸、バラトン湖の南東に位置する街。
こちらは、家族連れで海水浴というより、カフェでまったりしている人たちが多かったイメージ。
こちらのカフェレストランおすすめです。
このように、湖周辺にカフェが軒を連ねていて、夕涼みにおすすめです。
ハンガリーは盆地なので暑いんですが、湿度は低いので、テラスは気持ちいいですよ!!
夏休み気分を味わうために書き始めた過去の旅行先の振り返りですが、今後旅立つ人のお役に少しでもたてばうれしいです。