思い出に残るハンガリーの街と観光スポット~その①ブダペスト 観光編

書き始めた当初は1都市1ブログにしようと思ったのが、どんどん拡散してきたので、ある程度絞って振り返ってみたいと思います。

 

①温泉 

②クラシック 

③工芸美術館

④欧州一大きなシナゴーグ

 

①温泉

ハンガリーは温泉大国で、オスマントルコ時代に建てられたトルコ式浴場から、20世紀初頭に建てられた温泉までいろいろあります。

温泉好きの日本人として、出張のたびに土日を過ごして温泉制覇していたので、5つほど行ったことがありますが、特に思い出に残っている温泉はこちら。

 

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ホテル併設の、アールヌーボー様式の美しい温泉。

室内の内装は美しいし、屋外の温泉プールは、波が立つのでちょっと面白かった。

水着着用で入ります。

温度は何種類かあって、暑いところでも38度ぐらいしかない。

当時はぬるくて入っていられなかったが、今思うと、それくらいの湯にじっくり浸かるのが体を温めるのことにつながるのだということがよくわかります。

 

以下、2006年の写真ですが、google mapで見ると今も変わらず営業しているようなのでほっとします。

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エントランス。

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こちらはオスマン帝国時代に建てられた歴史のある温泉。

2006年に初めて行ったときは、鬱蒼としたところに壊れそうな建物とマジャール語の説明書きしかなくて、入って大丈夫なのか不安になって、帰ってしまった。

今のように、google mapなど情報が充実していない時代の話で、ハンガリー人の同僚も行ったことがないというので。

勇気をもって入ると、幻想的なトルコ式風呂だった。

 

今では普通に観光ブームに乗って、ウェブサイトで英語での情報提供もしていて、訪れるのに全然抵抗感はなさそう。ただ、値段は相当上がっているんじゃないかとおもう・・・

確かではないが、昔はハンガリーの物価で銭湯に行くぐらいの感覚の値段でした。

en.kiralyfurdo.hu

 

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今みたいにハンガリーの温泉ブームもなかった13,4年前、ローカル温泉に抵抗がある駐在員たちは、こちらのスパホテルに休暇で行っていたが、結構いいらしい。

マルギット島という中洲みたいなところにある。

 

②クラシック

リストとバルトークコダーイなどの有名な音楽家を生み出した国で、オペラ周辺には劇場があります。

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 この周辺には、オペラ前にちょっとお茶や食事をするような優美なレストランやカフェがたくさんあって、好きな通りでした。

 

2006年~2010年あたり、出張で訪れている時、リスト音楽院で勉強している音大生さんたちと立見席で何度か入りましたが、リストやバルトークなど、西欧であまり聞かない演目をやっていることも多いと思います。

あと、この時コダーイのハーリ・ヤノーシュというオペラを初めて知ったのでした。

 

リスト音楽院で思い出しましたが、正確には音楽大学で、博士課程まであるんですよね。

ちなみに、ハンガリー人は結構名刺にDrホルダーが多いことを思い出しました。これは音楽大学に限らず、人文学系学問を専攻した人でも、同僚にDrホルダーがごろごろいました。

同僚曰く、学士が3年で短いから、博士課程はマスターを取るような感覚なんだよ、ということでした。

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アールヌーボーの美しい建物で、オペラからもとても近く、ヨーカイ通りという雰囲気の良い通りにあるので、外から見るだけでも楽しいです。

 

余談 

どこから音大生と親交ができたのだっけ、と思い返したら、ブダペストのこちらの日本人宿に一度お世話になったのでした。

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長期出張中日本人と接点がなくて、人恋しくなって、こちらの宿を見つけて一度お世話になったら、音大生の方や、ハンガリー人妻の方々などが集っていて、そこから仲良くさせていただいたのでした。

そして、当時の宿の管理人には(日本から短期で来ている20代の男性だったと思うのですが)、センテンドレの観光情報など教えてもらったのでした。

今も営業されているようでほっとしました。

 

当時の懐かしい写真が出てきたので、アップしてみます。

2006年9月の写真です。

 

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③工芸美術館

ブダペストの美術、芸術鑑賞で忘れられないのがこちら。

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ただ、2017年9月以降、2019年8月現在まで改装工事中のようですが・・・

アールヌーボー様式に民族的要素が統合されていてとても美しい建物です。

 

中の展示も圧巻なのですが。いつ営業再開かは情報が載っていないようです。

ウェブサイトに内装のギャラリー写真も掲載してあるので、ぜひ見ていただきたいです。

www.imm.hu

展示品ですが、、、2011年5月の写真。

民族的要素が混ざったジョルナイの作品など、美しいものがたくさんあったのを覚えています。

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ジョルナイもとても美しくて、その後ペーチという街まで訪ねて行ったのでした。

 ④シナゴーグ

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2011年9月の写真

欧州で一番大きいシナゴーグです。

中欧ではハンガリーが最もユダヤ教徒が多いということだったと思います。

 

ムーア様式の優雅な外観しか写真をもっていませんが、中も豪華絢爛で、ガイドツアーで巡ることができるのでお勧めです。

宗教美術の美しさに圧倒されます。

 

ホロコーストの犠牲者が眠る、慰霊の碑が中庭にあります。

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この近くには定食屋的なお店もたくさんあるのですが、昔同僚に教えてもらったハンガリー家庭料理のお店がまだ営業していました。

 

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スープやパラチンタがおいしかった記憶があります。

値段は他の観光エリアと比べると相当安いと思います。