ウズベキスタン旅行5日目~タシケント 感動のナヴォイ劇場と日本人墓地へのお参り【2019年5月31日の振り返り】
歴史博物館をでて、ナヴォイ劇場へ。
タシケントで一番見たかった建物です。
第二次世界大戦中、シベリア抑留となった日本人兵がこちらに送られ、建設に従事した建物。
1966年の大震災の際にも倒壊しなかった数少ない建物で、当時避難所にも利用されたそうです。
内部の見学はできないので、外からだけ。
細部まで非常に美しいです。
こちらが日本人が建設したことを示すプレート。
カリモフ前大統領の指示で、日本兵ではなく、あえて日本国民(Japanese citizens)という表現が使われています。
この後、日本人墓地にもお参りに行ってきました。
写真は撮りませんでしたが、ウズベキスタンに連行された79人がこちらに埋まっているそうです。
日本人がばらばらにならないよう、まとまって埋葬しているとのこと。
ちょうどこちらの墓地に伺うタイミングで、お葬式が開催されていました。
男性ばかりがぞろぞろ歩いていますが、話を聞くと、ウズベキスタンではイスラムの考え方で、お葬式には女性は参加しないとのこと。
それも、イスラム的に女性を守るための考え方で、お葬式で女性が悲しむと、女性は体調を崩しやすいので負担になってよくない、という考え方だそうです。
イスラム的優しさですね。