ウズベキスタン旅行4日目~ブハラ バザールでの怒りとボラハウズ・モスクへ【2019年5月30日の振り返り】
サーマーニ公園の隣にあるバザールへ。
もうスーツケースもいっぱいだし、買いたいものはないと言ったのですが、ガイドさんのノルマなのか、こちらのバザールは日用品が充実しているから、行きましょう!と。
日用品なら尚更いらないんですけど、と言ったのですが、マイペースなのか意図的に空気を読まないのか押し切られてバザールへ。
まあ、サマルカンドより物価は安いだろうし、と、後々それが大きな勘違いということにも気づくのですが、とりあえず行くことに。
こんな感じです。
もう、ほんとに安くて品質の悪いものばかり売っています。壊れそうなものばかり。
特にプラスティック製品が、もう見た目にも暑さのせいか劣化してカスカスになっていて、今にも壊れそう。
これらの財が市民の生活で使われているのであればいいですが、そうでなくて大量生産の結果、過剰在庫を積み上げ廃棄に回っているとすれば、本当にもうごみの生産はやめたほうがいいといいたくなるようなものばかりです。
自然枯渇の展示を見たばかりなので、見ていて、どうしようもない怒りがこみ上げてきました(本当の話)。
洋服はこんな感じ。
こちらも安くて品質の悪そうなものが山積み。
これが現地で需要のあるクオリティで、実際に消費されるのであればいいですが、同じくゴミになるのであれば本当に生産をやめたほうがいいレベル。
合繊がほとんどだと思うので、綿花栽培計画によるアラル海の枯渇とは別の問題とは思いますが、個人的には、もう見ていて腹が立ってきてしまいました。
かなり怒りモードになっている私に対して、ガイドさんは、なんだかよくわからないけど子供向けの壊れそうなおもちゃを物色していたので、ついつい聞いてしまいました。
「あなた子供いないけど、なんで子供のおもちゃ探してるの?」
すると、なんと、タシケントで自分のお父さん、お母さん、おじさん、お姉さん家族の3世帯で一緒に住んでいるそうです。お姉さん家族に子供が一人いるので、そのおもちゃを探していたそう。
ちなみに、100平米にこの人数(7人+子供1人)で住んでいるそうです。
タシケントでは、標準的なことのようです。
東京の一人当たり住宅面積とあんまり変わらないじゃないか、と驚きました。
タシケントに職が集中するけど、住むのも大変なことなんですね。
そんなこんなで怒りまくったバザールから出て、ボラハウズ・モスクへ。
美しいです。