ウズベキスタン旅行4日目~ブハラ サーマー二公園内のチャシマ【2019年5月30日の振り返り】

サーマーニ公園内に、遊園地以外にチャシマ(水汲み場、泉)があります。

 チャシマ・アイユブといって、預言者の泉という意味のチャシマ。

 

海抜が低いので、掘ると近いところに地下水があるみたいです。

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チャシマ(Chashma)って、先日ブルガリアのソフィアに行ったときに、温泉の水汲み場をチャシマと呼んでいました。

ペルシャ語とウルデュー語で水汲み場、泉という意味なんですね。

ブルガリアオスマン帝国だった頃に入ってきた言葉なのかしら?

大陸は続いているから面白い。

 

さて、サーマーニ公園内のチャシマは今も湧き出ているのですが、ガイドさんから日本人は飲まないほうがいい、と強く言われました。

私もここは無理だなと思い、飲みませんでした。

 

ちなみに、先日のブルガリアではチャシマの水を普通に飲料水として飲んでいて、体調がよくなりました。

 

こちらのチャシマ、今は博物館になっています。

 

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入館料10000スム(126円)以外に、写真撮影は別途3000(38円)スム払います。

 

ウズベキスタンでは、とにかく写真撮影別途支払い、のシステムが多くて、しかも現地通貨なので、現地通貨の管理に頭を使いました。

何より、スムの国外持ち出しが禁じられているから、スムを必要以上持ちたくないし、持っていないと意外なところで必要になったり、と。

大した金額じゃないから、なおさらめんどくさかったりします。

 

昔のチャシマ。

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この形から何度も立て直しがあって、現在の形になったそうです。

 

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縮小しているアラル海

その昔、現代社会で習って衝撃を受けたのを覚えています。

ソビエト時代の綿花栽培のための自然改造計画によって、枯渇してしまったんですね。

塩害がすごいというのを習いました。

 

関係があるのか分かりませんが、ブハラでは、砂嵐の時に目に入ってくる砂がとにかく痛くて、目はサングラスで保護し、帽子もかぶっていたのですが、顔が15年ぶりぐらいに吹き出物だらけになりました。

あと何かしらのアレルギー反応で蕁麻疹も出たりして、大変な体調不良になりました。

塩害の塩か、調理している際の水が汚染されているのか、あるいは調理している油が悪いのか、全部が原因しているのか、私にとってはなんだかとても過酷な環境でした。

エジプトやミャンマー、タイ、ベトナム、モロッコ・・・そのあたりの国でさえも蕁麻疹なんて出たことがなかったので、正直びっくりしました。

日本に戻ったらすっかり治ってしまいましたが。

 

ブハラの砂嵐は、一度始まると1週間ぐらいにわたって続くこともあるようなので、肌が弱い方など、要注意です。

あと、砂は本当に痛いので、長そでのコットンシャツとかで保護したほうがいいと思います。

ジャージ素材より、砂をはらったら落ちやすいコットンがいいんじゃないかというのが個人的な感想です。

私はパーカーを着ていて、砂でべっとりになってしまったので・・・

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まあほんとに、こうやって環境破壊が起きてしまうのも、結局綿の需要があるからなんで、個人ができることとして、洋服は大切にきれいに着よう、とか改めて思います。

 

公園内にはお決まりのお土産屋さん。

 

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ガイドさんにすすめられましたが、暑いし、こんなもこもこの帽子はかぶる気にもならないです。

ブハラのほうがタシケントより、羊毛比率が高い気がするんですけど、確実にブハラのほうが暑い。

大きなつばのある帽子じゃないと、まぶしくてだめな感じです。

 

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砂漠のオアシス、街はきれいなんですけど、砂嵐のアレルギーと、食べ物からの体調不良で、大人気もなくだんだん不機嫌になってきていたタイミングでした・・・

 

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