ウズベキスタン旅行 2日目~タシケントからサマルカンドへ
朝6時半にガイドさんにピックアップされて、タシケント駅へ移動。
タクシーの中から街並みを見ていると、大手スーパーマーケットのMakroとかありました。
それ以外に関しては、ポーランドなどに比べると大手外資の進出がなさそう。
ガイドさん曰く、スタバやマックはないとのこと。KFCだけあるそうです。
あっという間に駅に到着。
駅の外からは写真を普通にとって良いということなので。こんな駅でした。
構内も、だだっ広い感じで売店も1つ2つあるだけですが、清潔です。
マッサージチェアとかあって新鮮でした。
スペインの高速列車、タルゴが輸出されたものだそうです。
乗客は、中国人、西洋人ばかり。まあ、この時期の座席は観光客にあっという間におさえられてしまうそうなので・・・。たまにロシア人、ウズベク人もちらほら。
鈍行だと3時間かかるところ、2時間は快適です。
乗り心地は、日本の特急電車みたいな感じ。そして、もれなく日本の特急以上に揺れます。
座席はこんな感じ。
本数が少ないこともあってか(笑)、発車時刻は正確でした。
あと、フランスのタリスみたいにコンパートメントごとにお世話係の方がいて、乗車のチケット確認、社内でのお茶とスナックの配布、コーヒーの販売やデザートの販売などしてくれるのですが、美男美女が多かったです。
ちなみに、ウズベキスタンではレストランでもお茶やミネラルウォーターは無料、コーヒーは有料ってところが多かったです。
スナックの配布はこんな感じ。
それ以外に、早朝ホテル出発でホテルの人がテイクアウェイの朝ごはんも準備してくれたので、盛りだくさんな感じになりました。
まず、近隣諸国との関係。
そのためのマーケットもあるそうです。
確かにJETROのホームページなどを見ると、電化製品の関税率は高い・・・
自動車の話。
しかも、白い車体が多いです。
国土の話。
砂漠が国土の7割ですが、砂漠といっても地下水が近いので、水にアクセスできる関係で砂漠に住んでいる人も多いとのこと。
山岳地帯は25%。こちらは結構なリゾートエリアで、インド人やロシア人がよく行くそう。
産業の話。
棉花の栽培、小麦、資源 金、ウランなど。
農業でいえば、メロン、スイカ、トマトが主な特産物だそう。
メロンの種類が豊富で、30種類ほどあるそうです。ウズベキスタンのメロンは皮が厚くて日持ちするらしい。
トマトも、ウズベキスタンでは土壌に塩が多いのが理由でおいしく作れるということが日本人の研究で分かったそうです。
その関係で、日本でもトマト栽培にあたって、土壌に塩を入れているとか。
あー、塩トマトのことね。と納得。
それにしても中央アジアの塩害被害が深刻だという話は聞いたことがありましたが、意外な副産物ですね。
農業の話から、食料事情の話。
たんぱく源として食べるのは、牛肉、羊肉、鶏肉が多く、海に面していないので魚はとても高いとのこと。月に一度ぐらい食べるか食べないかということです。
輸入品と川魚が一応スーパーに売っているそうです。
地理だかで学んだ、二重内陸国という言葉を思い出します。
サマルカンドに近づくと山々が多くなります。
サマルカンドは若干は朝晩は涼しいみたい。
南の遠くに、タジキスタンの高い山々が冠雪していて美しい車窓からの風景が楽しめました。
サマルカンドに近づくと、リンゴの木やブドウの木がいっぱい。
パリの品評会で一位になったワインもあるとか。
こちらのワイナリーは、サマルカンド滞在中にガイドさんに連れて行ってもらいました。
ウズベキスタンでのお酒事情。
ウォッカ、ビール、ワインなどがメジャーだそうです。
女性はあまりお酒を飲まないか、人前では飲むことを隠すとか。家飲みがおおいそうです。
そんなこんな話をして、やっとサマルカンドに到着。
こんな駅です(外は撮影可能)。