ウズベキスタン旅行 2日目~サマルカンド レギスタン広場とアミール・ティムール廟

 
ちなみに、アフラシャブ号のアフラシャブ(Afrosiyob)は、サマルカンドの遺跡の名前だそうです。
 
駅前の風景。東欧の田舎駅の雰囲気です。

f:id:rosafelicitatis:20190611145842j:plain

 

観光開始。

まずはグル・アミール(アミール・ティムール廟)から。

 

f:id:rosafelicitatis:20190611151833j:plain

タジク語で『支配者の墓』を意味する建物で、巨大帝国を築いたアミール・ティムールの霊廟です。

豪華なイスラム建築で、様式はインドのタージ・マハールなどにも影響があったそうです。

f:id:rosafelicitatis:20190611153722j:plain

イーワーン(ゲート)の下には、このような美しい装飾が。
ムカルナス様式というそうです。セルジューク朝ペルシャで発達したそうです。

f:id:rosafelicitatis:20190611160416j:plain

スペインのアルハンブラ宮殿にも使われていました。

正面の高さ38メートルのドームの下には、ティムールの霊廟が。
黄金3キロを使用した、豪華絢爛なものです。
 

f:id:rosafelicitatis:20190611161215j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611161259j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611161450j:plain

金箔を貼るために、サマルカンドペーパーが使用されているとのこと。

アミール・ティムールの肖像画はこちら。

f:id:rosafelicitatis:20190611161703j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611164744j:plain

ティムール帝国がいかに広大だったかがわかります。

ティムールが愛した青のモザイク。美しいです。

f:id:rosafelicitatis:20190611165024j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611165157j:plain


レギスタン広場へ。
広場を囲んで、3つのメドレセ(神学校)があります。

 

①ウルグベク・メドレセ

f:id:rosafelicitatis:20190611171302j:plain

ティムールの孫であるウルグベクによって建てられたメドレセ。ウルグベクは天文学者でもあり、意向により星の模様がかたどられています。

 

ウルグベク・メドレセの中はお土産屋さんがいっぱい。

f:id:rosafelicitatis:20190611172540j:plain

ガイドさんおすすめの器のお店に連れて行ってもらいました。

f:id:rosafelicitatis:20190611172818j:plain

熟練の職人さんが絵付けしたものはとても美しいです。

 

f:id:rosafelicitatis:20190611172858j:plain


 ザクロのモチーフや桑の実など自然をモチーフにした美しいものがたくさん。

熟練の職人さんが絵付けしたものを購入。大皿が一枚65ドルと高かったですが、まあ旅の思い出ということで。 

 

こちらのメドレセですが、天文学にちなんでこういうものも。 

f:id:rosafelicitatis:20190611172624j:plain

 

お土産に戻って、スザニ。

f:id:rosafelicitatis:20190611173545j:plain

スザニ屋には、滞在中これでもかというほど連れていかれましたが、好みが分かれるところと思います。

私は手作り感がありすぎて一枚も購入しませんでした。

 

ハンドメイドを強調して高値で売ろうとしてくるのですが、ハンドメイドが機械生産品を何かしらの意味で超えられないならば、ハンドメイドする必要ないじゃないか・・・と。

 

裏の刺繍糸の処理とか見ると、日本の良質なハンドメイドとはだいぶ考え方が違うことがわかります 苦笑

 

さて、アラビア文字で好きな言葉を皮に書いてくれるおじさんです。

日本のいろいろなガイドブックにも載っています。

f:id:rosafelicitatis:20190611174333j:plain

 小さいものが2ドルだか3ドルだったかなので、旅の思い出に書いてもらいました。

 

②シェルドル・メドレセ

シェルドルはタジク語でライオンを意味するそうで、ライオンが描かれています。

 

f:id:rosafelicitatis:20190611171215j:plain

お札にも使用されているモチーフです。
偶像崇拝が禁止されているイスラム教で、珍しいデザインとのこと。
 
③ティラカリ・メドレセ(Tillya Kori Madrasah)

f:id:rosafelicitatis:20190611175157j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611175309j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611175730j:plain


ティラカリとは金箔を施された、という意味で、その名の通り金箔できらびやかな礼拝所があります。
 
溜息ものです。
 
こちらにも、ガイドさんおすすめのお土産屋さんがいくつか。

 

タイルのお店。f:id:rosafelicitatis:20190611180233j:plain

 

アンティークアクセサリーのお店。

f:id:rosafelicitatis:20190611180456j:plain

f:id:rosafelicitatis:20190611180523j:plain

昔の女性たちはこんな感じで着飾ったそうです。

f:id:rosafelicitatis:20190611180648j:plain

つけたければつけさせてくれます。結構重いです。

こんな感じで午前中の観光は終了。
日差しが徐々に強くなってきて、とりあえずランチタイムへ。