久しぶりの国内旅行~鳴子峡・鳴子温泉へ①
お彼岸をすぎてやっと涼しくなってきたのと、急に2泊3日の日程が空いたので、久しぶりに小旅行へ。
行き先の候補は、前々から行きたかった弘前、函館、鳴子温泉、鶴岡・・・の間で、出発日の前日夜に迷いに迷う。
これ以上迷うと明日の旅程にひびくということで、ちょうど12時近くに鳴子温泉を1泊で予約 笑
そのあとの旅程は、行ったところで決める、ということで、とりあえず寝る。
翌日はいつも通り6時半に起床。
鳴子温泉へは、都内からだと、古川まで新幹線で行って、そのあとJR陸羽東線で鳴子温泉まで行くルートで4時間弱。
行きの新幹線、やまびこは平日ということもあり結構ゆったり座席でした。
関東平野を突っ切っている間は爆睡し、福島あたりから車窓の風景を楽しむ。
稲刈りの様子を見て、もう新米の季節だな・・と思う。
と、起きていたのもつかの間、仙台を通るあたりは爆睡。
普段は不眠症気味だが、乗り物に乗ると眠くなるので、日頃の睡眠不足が解消できた。
次の古川駅で在来線乗り換え。
あらかじめ接続の良い時間の新幹線にしたので、10分で乗り換えと、スムーズな旅程でした。
ワンマンの電車で、2両しかないけれども、平日の11時頃乗客もまばらで普通に座れました。
ここでふと、鳴子温泉に12時に着くけれどももしかして時間を持て余してしまうのではないか?という不安に駆られ、慌てて近隣の観光名所についてスマホで調べる。
この路線、温泉街道なので、温泉はたくさんあるけれど、今晩温泉宿をとったのでその前にお風呂に入らなくてもね・・・などと思いながら探していると、有備館が陸羽東線の沿線にあるということで、こちらに立ち寄ってみました。
伊達家の家臣子弟の学問所として建てられた建物。その後、回遊式庭園が造られたそうです。
ちょうど1時間ほどゆっくりして、1時間後の次の電車で鳴子温泉へ。
ちなみに、有備館駅目の前に有備館があり、有備館のために建てられた駅?という感じでした。
静かな駅ながら、駅には公民館があったり、コミュニティ活動が盛んな感じでした。
鳴子温泉駅もこじんまりした温泉街、という風な駅。
13時を回っていてお腹もすいたので、こちらでお昼ご飯や探し。
駅前の足湯に浸かりながら、スマホで検索し、こちらのお店がまだ空いているということで伺ってました。
行ってみると、祖父母の家を思い出させる、昭和レトロな一軒家。
入ってみると、座敷にいい感じにテーブルが並べられていて、縁側からお庭も見えて、いい雰囲気のお店でした。
頼んだのはカレー。
くたくたになるまで煮込んだ野菜がいい味を出していておいしかったです。
セットでスープと、漬物、チーズの麹付けが出てきますが、とてもおいしいです。
食後にはコーヒーのサービス。
綺麗なカップだったのですが、写真を撮り忘れました。
味も苦みも酸味もバランスがよく、香り高くていい感じ。
私が行ったころには、皆さん帰られて唯一の客だったのですが、作り置き珈琲ではなくたぶん食後のタイミングでコーヒーを入れてくれたのだと思います。
素敵な空間でした!
お腹も満たされたところで、行ってみたかった鳴子峡へ。
駅前の観光案内所に戻り、バスがないか聞いてみると、紅葉の季節にならないとバスは走っていないとのこと。
鳴子峡まで鳴子温泉駅から歩くと片道4キロ、歩いて57分ということなので、これを歩いてさらに鳴子峡まで歩くのはきついな・・・ということで、タクシー利用を決定。
・・・というところで、キャッシュを1500円しか持っていないことに気づきます 苦笑
いざおろそうとすると、都銀やATMはもちろんなく、駅前近くの八十八銀行か郵便局で、コンビニは一番近いセブンイレブンで歩くと15分ぐらいと聞き。
ここで、都銀以外を使ったことがない私としては、ものの試しに八十八銀行に入ってもよかったのですが、ついついセブンイレブンまで行ってしまいました 笑
東京の感覚で15分歩くのはたいしたことないけれど、車社会の地方の15分はまあまあ感覚が違いました・・・
今考えてみれば、タクシーで立ち寄ってもらえばよかったものの(逆方向ではありましたが)、そんなことも思いつかず、流しのタクシーも見つからないので30分かけて往復して、駅前へ 苦笑
今回の教訓。温泉地に旅行する際には都内でキャッシュをおろしておく。
財布さえ持ち歩かないことも多く、電子マネーに慣れすぎました。。。
鳴子峡への4キロは、タクシーだとあっという間でした。
タクシーの運転手さんがお話好きな方で楽しかったです。
名刺をもらって、帰りに備えました。
鳴子峡は紅葉前ですが、とても美しかったです。
とてもとても深い渓谷。
紅葉の季節に、ここが色づくと本当にきれいなんだろうな。