思い出に残るハンガリーの街と観光スポット~その②センテンドレ Szentendre
やっとブダペストが収拾ついたところで、ブダペスト近くの街から順番に思い返してみたいと思います。
まずはセンテンドレ。
ブダペスト出張が多かった時期に、日帰りで楽しめる街ということで訪れてみたのでした。
ブダペストに滞在していると毎日のようにドナウ川沿いを通るわけですが、上流はどうなっているんだろう?と、東京でいえば、ちょうど利根川の上流を訪ねてみたくてみなかみ町を訪ねる感覚で行ってみたのが発端でした。
当時、特にドナウ川に対しては、美しき青きドナウをはじめ、なんだかよくわからない憧れを持っていました 苦笑
滞在していた、日本人宿のさくらんぼさん(注)からもいいですよ、芸術家の街ですからね、クラフトとか見て歩くの楽しいですよと教えてそれも後押しに。
(注 今は外国人も受け入れるゲストハウスになっているようです)
センテンドレは、ハンガリーとスロバキアとの国境を西から東へ流れるドナウ川が南に向きを変えるドナウベンド沿いに位置します。
ブダペストから地下鉄とHEVを乗り継いで、40分ぐらい。
2006年9月の写真。
こんな素朴なHEVの駅でした。
駅前近くで撮ったと思うんですが、中欧あるあるな地下道の風景。
中欧の街にあるあるな広場。
カラフルな色遣いの家に、十字架があって、お花が飾っていて。。。こういうの見かけると温かさにホッとします。
センテンドレですが、パプリカやパリンカ、ハンガリーの民俗衣装などのお土産以外に、アーティストさんのガラス細工や陶器、絵画など見て歩くのが楽しいところです。
当時コニャックグラスを買って帰りました。
ただ、それ以上に印象的だったのは、この街歴史的にセルビア人が多い地区で、セルビア正教会があります。
ちいさな正教会ではありますが、当時正教会に訪れたことがなく初めてで、イコノタスの美しさにとても感動したのでした。
またこちらを訪れる正教徒の祈りの美しさにも感動したのでした。
というわけで、この街を訪れる方にはぜひそちらも足を運んでいただきたいです。
あまりきれいに撮れていませんが、2006年の写真。
なぜセンテンドレにセルビア人が?という説明は、ウィキペデイアに詳しくありました。
思えばこちらを訪れたのがきっかけで、イコノタスに興味を持ち、その後セルビア、ロシア、フィンランド、ギリシャ、キプロス、最近ではブルガリアやルーマニアを訪れたのでした。
最後に、センテンドレを流れるドナウ川。
ドナウ川に憧れをもってこの街を訪ねたわけですが、何かしらのロマンと妄想をもって眺めないと、普通の川です 笑
ただ、ブダペストでみるよりは青いです。
ドナウ川については、エステルゴムかビシェグラードできれいに写真を撮った記憶があるので、またの機会にまとめてみます。