思い出に残るハンガリーの街と観光スポット~その③ヘレンド村 Herend
ヘレンドが好きすぎて、長期出張の土日にヘレンド村に一度行ったことがあります。
ヘレンドが好きすぎて、ブダペストのアンティークショップから始まり、エチェリの蚤の市に通い、マジャール語しか話せないおばちゃんとやりとりした話は以前書きましたが、どうせなら工房を見に行ってみたい!というのが発端でした。
有田焼を見に有田に、伊万里焼を見に伊万里に、信楽焼を見に信楽に・・・といろいろ行きましたが、ハンガリーでも同じことを実践したわけであります。
ブダペストからうまく乗り継ぎできれば、バスと電車で2時間で行ける場所ではあります。
電車の場合、ブダペスト南駅 Budapest-Déli→ヴェツプレーム駅 Veszprém (乗り換え)→ヘレンド駅 Herendという感じで乗り継ぎするのですが、ヴェツプレーム駅とヘレンド駅の乗り継ぎが悪いので、私はバスを使い、ヴェツプレームで、観光もかねて一泊しました。
ヴェツプレームはこれはこれで、なかなかいくことのないけれども美しい街だったので、別の記事で書きたいと思います。
話はもどって、そんな場所ですので、レンタカーを運転できる方はそれが一番良いと思います。
ツアーもあります。一人150ユーロぐらいで、trip advisorなどで検索してくると今は出てきます。
私が行ったのは、ツアーとかなかったこれまた2006年の話なのですが・・・・
ヘレンド村のバス停付近の様子。
のどかさに癒されるというよりは、なんて遠いところに一人できてしまったんだろう。。。という気持ちが当時強かった記憶があります。
バスの運転手さんも英語が全然通じなくて、途方に暮れちゃった記憶があります。
やっとヘレンド工房の看板がでてきて、一安心したような。
近くに、焼き物屋も増えてきて、それっぽい感じ。
有田みたいな感じですね。
工房自体は、とてもきれいな建物です。
と、写真を整理しながら今はHerend museumはどうなっているんだろう。。。と調べてみたら、とてもきれいなウェブサイトができていました。
絵付けの見学はガイドツアーになるのですが、ネット予約までできます!!
絵付けの動画まで載っています!!
私が行った当時は、こういうバス停でしたから・・・
訪問客もまばらで、こんな素晴らしい作品を作っているのに若干残念な気持ちにもなったものですが、なんか盛り上がっているようで(たぶん)嬉しいです 笑
駐車場もこんなまばらだったようで・・・(何でこんな写真を撮っていたのかわかりませんが)
you tubeにも、海外のdistributorが制作した動画かもしれませんが、絵付けの動画がいろいろあるようです。
これは私が大好きなoctopusの絵付け。
2006年工房訪問時の写真。
作品に命が吹き込まれるように美しかったのを覚えています。
さて、併設のカフェではヘレンドの食器で、ウィーン風トルテやケーキなどをいただけました。
訪問時、こんな感じでウェイターさんがとても暇を持て余していて、親切にも、食べているところの写真を撮ってくれたことを思い出しました 笑
もうこんなのどかさはないかもしれませんが・・・
今やレストランや、製作のワークショップもやっているみたいです!!
とはいえ、工房の周りはいまだのどかな田園風景が広がっているようなので、ヘレンドの自然を感じにぜひ訪れていただきたいです。
最後に、モチーフの紹介です。
私の大好きなインドの華。
なんとも言えないオリエンタルデザインに親近感を持ってしまうヘレンドですが、その中でもヘレンドっぽさが出ていて好きです。
地中海の庭。
ヘレンドにしては、オリエンタル色が若干薄いと思っています。
優雅な雰囲気が大好き。
ヘレンド工房では、日本に未入荷のシノワズリモチーフなど本当にいろいろあるので、見ていて飽きないです。