カラスとのコミュニケーションが楽しくなってきた話

最近カラスがよく遊びに来るようになって、鳴き声に耳をすませていたら、だんだんカラスのコミュニケーションがわかるようになってきた気がしてきた。

 

そもそもカラスと親密になってきたきっかけは、4年ほど前に体調を崩していたときに、ベランダにカラスがパチンコ玉を置いていってくれて、そうしたら数日後に、その時点で私の必要としているサポートができる人に偶然巡り合った。それ以来、カラスがよくベランダに遊びに来るようになったので、邪魔しないように、でも寄せ付けるわけでもなく接していたら、時々メッセージみたいなものをもってやってくるので、耳を澄ますようになった。

街を歩いていても耳をすませていると、カラスが鳴いている場所が、自分が探している店でうっかり通り過ぎてしまったので教えてくれたり。なにか知っておくべき出来事があると、カアカア騒いで教えてくれたり。キラキラ光るビスをおいていってくれたり。

遠目にちょっかいをかけるように、カアといって飛んでいったり。個性もいろいろだし、コミュニケーションできるようになるとなかなか楽しい。

 

そんな話を母にしていたら、昔祖父が、カラスは賢いので、カラスを助けたらその後親がお礼に来たと言っていた、という話をしていた、と言っていた。多分、明治や大正生まれの人達は、昭和生まれのわたしよりずっと自然と普通に会話をしていたんだと思う。

 

ちなみに、妹は、昔道で死んだカラスを見つけて、可哀想に思って見つめていたら、別のカラスに嘴で頭を攻撃されたので、それがトラウマになっている。結構な攻撃力だから、相当痛かっただろうと思う。妹は、死骸をみていたら勘違いされて攻撃されたと思っている。ただ、カラスの賢さからすると、急所を狙わなかったということは、もしかすると勘違いしたのではなくて、仲間が死んでしまったので八つ当たり的な感じだったのではないかとも思っている。

 

先週はメジロがベランダに飛んできた。マンションの10階近くまで、こんな高くまで飛んでくるのが不思議。そーっと見ていたけれど、可愛らしいので見つめてしまったら、目があってしまい、飛び立っていってしまった。