帝国ホテルの渋沢カレーが絶品だった

 

渋沢栄一にオマージュを込めて、東京料理長が深谷の名産品のネギと、深谷のポークを使って考案したメニューらしい。

渋沢栄一が、パリ万博使節団の一員として日本を出発した際に、旅の途中でセイロンカレーに出会ったというエピソードから考案したメニューらしい。

 

運ばれてきて、セイロンのエメラルドのような美しい色のライスとルー、香ばしいねぎやパクチ、ライムの香りにうっとりしてしまった。ライスは、小松菜が入っていてきれいな青緑が出ていました。

口当たりもまろやかで、ポークは豚の油が甘く、岩塩が効いていて、とても美味しい。

つややかな緑で、初夏を感じるメニュー。五感を総動員して楽しみました。

スリランカの思い出も広がります。セイロンのエメラルドグリーンの海、ハイランドリゾートの森林の色。とても美しいメニューでした。