ベトナムコーヒーのカフェイン含有量がアラビカ種の2倍ほどであることを身をもって体験する
ハノイではコーヒーがついつい飲みたくなって朝食に3杯立て続けに飲んだら、頭痛と吐き気がはじまった。3杯ぐらいだったら時々飲んでいるのに、なぜだろう?というところから、ベトナムで流通している豆の種類について調べてみた。
そもそも、コーヒーの豆の種類
200種類ほどもあるといわれているコーヒー豆だが、基本的にはアラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種の3つらしい。
ロブスタ種
日本でよく飲まれているのは、アラビカ種という種類だが、ベトナムでは主にロブスタ種らしい。
香りとカフェイン量に大きな違いがあるそうで、ロブスタ種はアラビカ種のように豊かな香りはなく、カフェイン量はアラビカ種の倍以上あるらしい。
香りが少ないから、ベトナムでは練乳をたっぷり入れたり、エッグコーヒーにしたりしている。
一般的にはブレンドされていたり(コーヒーの産地に、ブラジル、他の「他」に入っているのだと思う)、インスタントコーヒーや缶コーヒーの原料にされている。
このロブスタ種は比較的標高が低い山でも栽培でき、病気にも強いため、ベトナムやラオスで栽培は盛んに行われているらしい。
一方でベトナムの喫茶店で飲めるコーヒーの中には・・・
ベトナム珈琲について調べていて、下記のような記事を見つけた。
ベトナム規格・消費者保護協会(VINASTAS)が7月に発表した調査結果によると、喫茶店で販売されているコーヒーの30%はカフェイン含有量が非常に少なく、1L当たり1gを下回っているという。
濃厚なコーヒーが好まれるベトナムでは、トウモロコシや豆類をコーヒー豆と混合して焙煎し、それを挽いた粉末を「コーヒー」として販売している業者も少なくない。焙煎した豆類自体が健康に害を及ぼすことはないが、偽コーヒーの販売として不正取引にあたると見られている。
トウモロコシや豆の焙煎粉末といえば、チコリコーヒーやタンポポコーヒーみたいなものですね。
カフェインレスコーヒーが見つからないとき、たまに飲んでいましたが、確かに安価でした。