JALのどこかにマイルで九州へ~九州の温泉巡り まずは妙見温泉へ

ずっと使ってみたかった、どこかにマイル、ついに3泊4日旅行に使ってみた。

 

行き先が、鹿児島、宮崎、福岡、高松だったので、どこでもいいなと思い、申し込んだところ、行き先は鹿児島に決定。

鹿児島は、以前指宿や霧島を含めてざっと回ったことがあったので、今回は霧島近郊の温泉めぐりにフォーカスした。

 

行きは、10時15分の羽田発鹿児島行きJAL便で。

 

家をゆったり出て、羽田のラウンジでゆっくりした。

羽田空港のカードラウンジの珈琲、とてもおいしくてお気に入り。

飛行機の離発着を眺めながら、しばしまったり。

 

飛行機自体は、ガラガラ。

2割か3割ぐらいの乗客率だったように思う(違ったらごめんなさい)

こうして空き利用をできるのは、ある意味嬉しい。

 

2時間で鹿児島空港着。

鹿児島はバスや電車の本数が少ないので、空港でレンタカーを借りて出発。

 

今日はホテル京セラという、温泉付きのホテルに泊まるけれど、その前に妙見温泉にも立ち寄りたかったので、それ前提でコース設定。

 

まずは犬養滝へ。

霧島国立公園の深い山を運転して、え、ここ?というところで駐車。

確かに、高さ35メートルからの滝がありました。

すごい迫力。

www.youtube.com

いろいろ考えごとをしたい気分だったので、滝の音を聞きながら、しばし小休憩。

30分ぐらいの滞在中、誰も訪れることがありませんでした。

地方に行くと、こういう誰も通りかかることのない場所がたくさんありますが、東京からくると不思議な感じ。

森にしても、滝にしても、海にしても、昔はこういう場所が怖かった。

自然の中で何が起きるかわからなくて怖いというのもありますが、人が周りにいない、人の会話が聞こえないということ自体が結構怖かった。

ただ、今は自分と向き合うのに、こういうところに来るのが結構大事だったりする。

 

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そして、台風後だからというのも特にあり、水の流れにいろいろなことを考える。

台風の後、川崎に見に行った多摩川の流れは強烈でした。

それに比べると、この流れは、不要なものを静かに流してくれる優しい流れに感じられます。

 

その後、妙見温泉日帰り温泉へ。

おりはし旅館さんで日帰り利用させていただきました。

 

妙見温泉鄙びたいい感じの温泉郷

前回は車で素通りしてしまったけど、秘境温泉としては空港からアクセスはいいし、今回は立ち寄ってみた。

 

goo.gl

www.orihashi.co.jp

 

車で通りかかると、仲居さんがすぐ出てきてくれて、露天風呂利用か部屋風呂利用か聞かれました。

露天風呂は1000円、室内風呂は500円。室内風呂には、40度ぐらいの温泉以外に、キズ湯という、33度ぐらいのぬる湯ですがキズにきくというお湯があるそうです。

33度という温度も珍しく、こちらをトライ。

 

泉質はナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩温泉らしいんですが、とろっとしていて、肌がすべすべになってとてもいいお湯でした。

源泉かけ流しで、結構贅沢な湯量でした。

 

キズ湯は、茶色い湯の華がたくさん浮いていて自然のめぐみを感じるお湯でした。

入る前に、仲居さんが、「湯の華が結構浮いているんですけれど、毎日お湯を入れ替えていますので~」とおっしゃっていました。

確かに、それを聞いていないとびっくりするような湯の華の量で、鉄分で茶色いので、なおさらびっくり。

 

飲用も胃腸病などにきくというので飲んでみたところ、少しもったりしたお薬になりそうなお湯。

フランスの温泉水、vichy celestins(ヴィシーセレスタン)の炭酸を抜いたような味。

 

こちら、試しに検索したら、日本にも大塚薬品から輸入販売されているということで、驚きました。 

 

そういえば、日本ではどれくらい温泉水を健康飲料としてのまれているのだろう?

帰ってみたら調べてみようと思いました。

 

サプリもいいけれど、ヨーロッパ(西欧)にいた時は結構お水を健康のために選ぶという雰囲気があって、もしかするとそれは中級以上の階層の人だけかもしれないけれど、今日はミネラルたっぷりのこのお水、普段は軟水に近い柔らかいお水、食事前には炭酸水・・・など、なんとなく私もそうやって選ぶ習慣がついていました。

 

さて、おりはし旅館さんですが、仲居さんが感じがよく、いろいろ立ち話をしました。そして、湯上りに湧水をいただきました。

柔らかくておいしいお水でした。

今晩国分に泊まるという話をしたら、国分のおいしいおでん屋さんまで教えてくれました。

 

とてもいいお湯ですし、環境もしずかでゆっくりできそうなお宿だったので、こちらのお宿は、親を連れていつかまた来たいなと思っています。

 

ちなみに、キズ湯について。

キズ湯の由来についていろいろ説明がなされていたのですが、最後に「心の傷をお持ちの方は、女将に相談ください」とあるのが、霧島ならではの優しさを感じました。

 

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近くの熊襲の穴に行って、国分まで移動する途中に鹿児島神宮に寄り、一ノ宮にお参り。

 

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宿泊した、ホテル京セラはすぐ近くで、びっくりするような大きなホテルでした。

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黒川紀章さんの設計らしいです。

南国のリゾートホテルという感じ。

ジムやチャペルまであり、地元の人も利用されている感じでした。

部屋のベットもエアーウィーブで快適。

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温泉は、源泉かけ流しではないですが、36度のぬるいお湯があり、体への負担少なくしっかり温まってよかったです。