不思議なことは起きる〜正倉院文様

土曜日の朝5時頃、ふと目が冷めると、ベッドルームの壁に一面きれいな幾何学模様が投影されていた。この模様、なんだか見覚えがあるけれど、なんだか思い出せない・・・モスクの幾何学模様とは少し違うし、雪の結晶よりもっと複雑だし、なんだっけ・・・と、起き上がってしばし考えていたら、木曜日の夜にサントリー美術館で展示されている再現模造でみた、正倉院文様だということに気づいた。

正倉院は、小学生の時教科書で建物を見たときに、不思議な懐かしさが湧いてきて以来ずっと興味を持ち続けていたもので、正倉院を実際に建物を目にしたときは、懐かしさと溢れる愛に感動がこみあげてきた、不思議な存在で、先日サントリー美術館に訪れたあとも、なにかの存在が自分にコンタクトを取ろうとしているのが気になってはいた。

それが、文様を投影するという形で見せてくれて、とても嬉しい気持ちになった。

 

部屋への投影は、これが初めてではなく、クリスマスイブの前日(23日)にコニファーを手入れしたら、夜中1時頃に目が覚めたときにリビングの壁に、そりに乗ったサンタクロースというかたちで、イルミネーションをみせてくれた。なにかの存在が素敵なものを見せてくれて、あふれる愛でとても嬉しくなった。また、東方三博士の日の明け方には、赤と緑のきれいなイルミネーションを見せてくれた。

 

見えない存在とこの世界を一緒に生きていると思うと、感動で胸がいっぱいになる。