2014年12月スリランカ~キャンディ
当時旅行先としてスリランカに決めた理由は、友達と話していて、インドにいつか行ってみたいけどインドはちょっと混沌としているよね、だからまずスリランカ、という予行演習的な発想もあった。
インドというのは混沌としていて掴みどころがないイメージがある。他の国であれば、その国の製品を手に取ったり、その国の神話や伝説、あるいはニュースを読んでいるとなんとなくその国のイメージが見えて来る気がするが、インドは一言で表現できるものが見えてこない。本来は、混沌を混沌のままで捉えるのが正しいのかもしれない。いずれにしても、インドをより理解してから旅したいという気持ちがあり、まずはスリランカからという話になった。
キャンディは、内陸の高原地帯なので、海辺の町のコロンボやヒッカデュワとは気候も文化もだいぶ違う。ヒッカデュワが葉山や逗子で、キャンディは軽井沢という感じがした。
キャンディの近くにはお茶の名産地も多く、英国人の保養地だった歴史もあり、美味しい紅茶をいただける店が多かった。
日本でも有名なムレスナ。
紅茶というとセイロンとダージリンとアッサムの違いくらいしかわからなかったが、セイロンの中でもお茶にかなり個性があることを知る。
ヌワラエリヤ、ディンブラ、ウバ。私はすっきりとした味わいのヌワラエリアがこの時以来気に入りました。
キャンディはシンハラ王朝最後の都。
大きなキャンディ湖があります。
仏歯寺。
スリランカでは、お寺の敷地内に入るときは、靴を脱いで入ります。雨の日は足が泥だらけになるので、サンダルが便利です。
この旅行が上座部仏教とのご縁のきっかけとなり、カンボジア、ラオス、ミャンマーにも訪れることになりました。
キャンディは、メニューも多国籍向けで、大衆レストランで中華風のものを食べてみました。
宿泊していたクイーンズホテル。キャンディ湖の前にある素晴らしいロケーションで、朝の散歩が気持ちよかったです。
コロニアル調の美しいホテルです。
キャンディではアーユルヴェータのトリートメントを受けました。場所の記録が見つからないけれど、全身をすごく心地よくほぐしてくれた記憶が残っています。