気を巡らすための実家帰り~京都途中下車と青蓮院門跡
梅雨ということもあり、珍しく3週末連続で都内で過ごしていたら、なんとなく気の巡りが滞ってきた気がしたので、金曜午後からの弾丸実家帰りへ。
人によっては、セカンドハウスをもって週末をそこで過ごしたりする人もいるけれど、金銭的な理由と、実家のメンテという意味で、私は実家派。
旅行となると吉方位を考えるけど、実家へ帰るのは生まれ育ったところだから、いつでも吉方位になるらしい。
さらに、久々に京都に呼ばれている気がしたので、京都で下車。
行き先は、青蓮院門跡。
近くの八坂神社や知恩院には足を運ぶけれど、こちらには10年ぐらい行っていないので、久しぶりにお不動様に会いに青蓮院へ。
台風が近づいているということで、雨の天気予報だったけれど、ついた時には晴天に。
入り口の楠が美しい。生命力を感じます。
古くより皇室と関わりが深い門跡寺院で、格式の高い空気が漂います。
庭園。どこから見ても美しい構図。
この池にぽっかり浮かぶように見える石がとても美しいのです。
青不動様ですが、平成26年より将軍塚のほうにお祀りされているようです。
情報収集不足で、17時に閉館してしまうので今回は拝むことができませんでしたが、年内にまた来たいと思っています。
ちなみに、青蓮院門跡のウェブサイトを見ていたら、天台宗の考え方について詳しく載っていました。
青不動様を拝むことは、宇宙の中心に向かって拝むことになるんですね。
いつも人で賑やか。
人の多い神社は気疲れしてしまうのだけれど、ここはそれを感じない何かがあります。
八坂神社にはいろいろな伝説がありますが、実際とてもエネルギーを感じるところですね。
八坂神社には本殿以外にいくつもの社がありますが、今回初めて「美御前(うつくしごぜん)社」を訪れさせていただきました。
ここに祀られているのは、美人の誉れ高い三柱の女神、多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)、多岐津比売命(たぎつひめのみこと)、市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)。
宗像大社にお参りに行くと、いつも厳しいオーラを感じさせる女神様たちですので、今回も、常に心を美しく保とうと誓ってきました。
鳥居の傍らに御神水が湧き出ていて、美人になる水ということでありがたく素肌につけてきました。
とても柔らかく、冷たくて清々しい水。
お寺・神社巡りで気が巡った後は、土地のおいしいものを食べに烏丸御池へ。
鴨川を渡って。
それほど湿度も高くなく、風が心地よかったです。
日常茶飯さんで定食 一汁三菜と、愛山を使った日本酒をいただきました。
愛山ですが、山田錦と雄町の血統をもつ酒米で、とても好きなのですが、ふらっと入ったお店ではなかなかお会いできない酒米です。
日常茶飯さんは、日本酒は愛山の醸造酒一本押しだったので、こちらをいただきました。
この季節、体がむくむのでお酒はやめていたのですが・・・まあ18時ぐらいだったので代謝に問題ないでしょう、というところと、日本酒は体を冷やさないという言い訳のもとに、一合いただきました!!
定食もとても体に優しいお味。お味噌汁が五臓六腑に染み渡る感じがしました。
こちらのお店、骨董商もされていて、置いている器が美しかったです。
地のおいしいものをいただいて、実家へ。